バースランドの考える不動産仲介のカタチ

 

私たちバースランドの業務の大きな柱のひとつに中古住宅の仲介があります。中古住宅というと、新築に比べてマイナスなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?しかし、正しく購入すれば、実はメリットもたくさんあります。今回はバースランドの中古住宅の不動産仲介について詳しく解説いたします。

 

中古住宅と言えば

中古住宅と言えば、新築と比べて立地が優れている、価格が安いといったメリットもありますが、どちらかといえばマイナスなイメージが強いように思います。

例えば、経年劣化によるキズや傷み、価格は本当に適正なのか、もしも住んだ後に不具合が出てきたらどうしよう...などの心配があるでしょう。

またご自宅の売却を検討中のお客様は、「中古」だから安くしか売れないのでは...お引渡し後に発生した不具合を直せと言われたら困る...などと言った不安を抱えておられると思います。

 

中古住宅は目に見えない不安が特に大きい

新築住宅の場合は住宅品質確保促進法「品確法」で、お引渡し後10年間は瑕疵があった場合の補修などが義務付けられています。

ところが、中古住宅の場合は売主が個人である場合が多く、責任を負うことが困難と見なされ、品確法の対象にはなっておりません。(※ただし、売主が宅建事業者の場合は2年以上の契約不適合責任を負うように定められています)

ですので、現況での引き渡しを謳った契約がほとんどです。ところが、お互いの認識の違いから後々のトラブルが発生なんてことも後を絶ちません。

これでは買う側も売る側も不安を抱えたままです。

 

そこで、バースランドでは、売主様、買主様がお互い安心できる中古住宅の取引のために、「ホームインスペクション制度」「瑕疵保険」の2つの提案を行っております。

 

ホームインスペクションとは?

住宅の設計や施工に詳しいホームインスペクター(住宅診断士)が国土交通省のガイドライン*に沿って劣化状況や欠陥の有無などを診ることです。

*20136月に国土交通省が「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を策定。診断の方法や項目など一定の基準を設けたことにより、事業者ごとに結果に差が出ることなく、第三者の適正な判断が得られるようになりました。

 

ホームインスペクションって何をするの?

ホームインスペクションの診断方法は基本目視でおこない、経験と知識のある専門家が、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診ます。

蟻害、腐食、傾斜、ひび割れ、雨漏り、給排水管の漏れや詰まりなどの有無も確認していきます。ただ確認するだけではなく、改修すべき箇所や時期、おおよその費用などもお出しします。

 

ホームインスペクションする2つのメリット

まず1つ目はプロが適正な販売価格を判断することです。ホームインスペクションにより、その住宅の本来の価値を正しく評価が出来るので、購入者の安心した検討につながり、適切な価格でのお取引が可能になります。

 

2つ目はご入居後のトラブル防止の効果です。ホームインスペクションを実施した物件は、ご検討中のお客様も調査結果を確認できます。国のガイドラインに沿った調査なので信頼感も高く、お引き渡し後のトラブル防止のために、実施される方が増えております。

 

バースランドではホームインスペクションを行っています!

適正な不動産流通の先に私たちは既に積極的にホームインスペクションに取り組んでおります。

以前の記事「【新着・中古住宅】7/21()リノベーションも可!Re×Birth住宅2物件Debut‼(2019715日)」で、ご紹介した2棟のリノベーション物件もインスペクションを行っております。

【新着・中古住宅】7/21(土)リノベーションも可!Re×Birth住宅2物件Debut!!

ご購入者様からも「2年間の保証があって安心だし、ローン控除(次項目の②瑕疵保険参照)も使えるようになった」と大変好評を頂いております。

気になるホームインスペクションの費用は?

ちなみに、ホームインスペクションの費用相場は5万円~7万円程度。オプション診断を追加すると10万円以上になります。

「やはり出費がかさむなぁ・・・」と思われた方へ!私たちバースランドではこれからの中古住宅の取引には、ホームインスペクションは必須と考えており、少しでも多くのお客様が実施頂けるように、中身は変わらず、ご負担は軽く25,000円から行っています。

 

今だけ!期間限定の支援制度

実は2021311日までの期間限定にはなりますが、

(1)空家バンクに登録されている 

(2)3か月以上居住していない空家である。

のいずれかに該当していれば、その不動産にかかるインスペクション費用に対して半分補助が受けられます!!

つまり、12,500円からホームインスペクションがご利用いただけます!

申請書の提出後に審査が行われ補助金交付が決定します。インスペクション完了後に交付手続きを行い、おおよそ1ヶ月程度で補助金がお振込みとなります。バースランドで、お取次ぎを行いますので、お気軽にご相談下さい!

 

瑕疵保険とは?

難しい漢字ですが「瑕疵」=「かし」と読みます。瑕疵(かし)とは、通常想定される品質や性能が確保されていない欠陥があるという事。

不動産、住宅に当てはめると、普通の生活に支障が出てしまうような欠陥。例えば、躯体や基礎、耐震性、雨漏りしないかなど、外側からはなかなか判断が難しい欠陥です。

瑕疵保険は何かあった時のためのもの

瑕疵保険は、上記で挙げたような住宅の欠陥を補えるもの。万が一、お引渡し後に住宅のトラブルが発生してしまった場合の、保険金で手当てが出来る経済的なサポートです。

オプションとして、構造耐力上、主要な部分と雨洩りだけではなく、給排水管など給排水設備の瑕疵による漏水や電気設備、ガス設備やシロアリ被害も保険に入れることも出来ます。

 

瑕疵保険の費用は?

やはり気になる費用ですが、広さにより料金は変わり、一般的な相場が6万~7万円からとなります。こちらもバースランドでは中身は同じで41,940円からの保険をご紹介しております。期間も1年と5年から選べます。

 

税金が戻ってくる⁉ 瑕疵保険には、こんなメリットもあります!

そして瑕疵保険に加入出来れば、本来は対象外である中古住宅〈木造で築20年以上、鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造で築25年以上の〉でも、住宅ローンで購入すれば「住宅ローン控除」がご利用出来ます!

年末の住宅ローンの残高の1%が所得税より還付される制度です。(還付しきれない額については住民税から控除されます!)初年度のみ確定申告が必要となりますが、その後はお勤め先での年末調整を行うだけです。

しかも年内にお引越し出来れば、消費税10%課税物件が対象となりますが、通常10年間のところ、13年間の控除が受けられます。

ホームインスペクションも瑕疵保険も、それぞれ費用負担が発生します。しかし、実施することで安全な住宅と認定され、双方が納得できる適正価格でのご契約が可能となります。

 

バースランドは中古住宅の見えない不安を解消するメリットと、なによりも安心のために、「ホームインスペクション」して「瑕疵保険」への加入を推奨いたします!

〈新築は価格が高いから、仕方なく中古にしよう〉という時代ではありません。

家の状態をしっかり把握して、補償となる保険にも入った安心の中古住宅をリノベーションすれば、理想のマイホームが新築より安く実現できます。

「中古”で”良い」から「中古”が”良い」そんなかしこい住宅選びがバースランドの目指す不動産仲介です。

ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。

 

お問い合わせはこちら