「住みたいエリアに土地がない」問題を解決<中古+リノベーション・一戸建編>

郊外よりも都市部に住みたい人は大変多いものです。病院、商業施設が近隣にある便利さや学区、通学のしやすい環境への需要が高いためです。一方、都市部の土地の需要が追い付かず家を建てたくても土地がなくて先に進まないというケースが非常に増えています。今回は住みたいエリアに土地や新築物件がないという方のために、バースランドでその問題を解決した事例をご紹介します。

木の家の良さを生かした和の家を再生

2019年5月に完成したT様邸は郡山市中心地にある古家をご購入されフルリノベーションされました。今回のリノベーションは間取りのリフォームだけでなく、新築のように家が本来もつべき「長く住める状態」まで高めることと、施主様のライフスタイルやこだわりにあった和風デザインで居心地のよい空間にすることが目的でした。また、古くてもよい物は残すという施主様のご意向により、もともと味わいのある木の良さを生かした和の家を再生しました。

住みたいエリアにあった空き家を購入した理由は?

T様の住み替えの理由は、ご家族の老後を考え病院や買い物にアクセスのよい郡山市の中心地に住みたいというご希望からでした。ご予算内で希望を叶える物件を新築中古問わずご検討されたところから始まります。見つけたのはヨークベニマルに徒歩で3分、病院にも近い住みやすい環境にある物件でした。この立地で充分な広さを確保できるということが最大のメリットでした。

中古住宅のデメリットはないのか?

中古住宅で一番懸念される項目はやはり長く住める構造体かどうか、ということです。その点では築30年の建物でしたので、バースランドの自社診断により柱の補強などが必要と判断し、構造部分の補強工事費用は行わせていただくことになりました。建物をリノベーションする際にかかる費用は大まかに以下の通りです。

・配管、配線・外回り等の補修や交換
・基礎や躯体等の構造の強化・補修
・断熱などの性能の向上
・ライフスタイルに合わせた間取り変更
・デザインやインテリアのコーディネート
こだわればこだわるほど費用がかかるのは注文住宅の家づくりと同じです。

一戸建ての新築と中古住宅+リノベーションはどこがどう違うのか?

一戸建てのリノベーションは、中古マンションや一から造り上げる新築とは違い、もともとの中古住宅の構造状態を診ることとお客様のライフスタイルにどのように合わせていけるかを考えることが求められます。ですから新築とは違い、あるものを上手に利用する、ないものを如何に加えていくかを見極めて事が必要になります。そのためにバースランドは中古住宅をしっかりと今後も暮らせる住まいとして再生するための取り組みを行っています。その一環で、リノベーション適合R住宅の品質基準を定める「リノベーション協議会」という団体に加盟し、優良なリノベーション住宅を提供しております。中古住宅をリノベーションという手段によって新築同等に再生し活用していく時代になったことにより、住みたいエリアに土地がない、土地を買って注文住宅を建てるまでの予算がないなどの問題も解決しやすくなっています。

無事、古さと予算の問題をクリアにし、快適なお住まいを手にしていただくことができました。

T様邸の一戸建てリノベーションbefore → after

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